主な原料に果実を使用する果実のお酒、漬け込みや発酵で醸造するアルコール飲料です。きついアルコール感とはかけ離れた果実の風味を感じさせるお酒ですから、あまりお酒の強くない人にも人気があります。
果実のお酒は作り方や使用する果物、アルコール度数で選ぶことも、また用途で選ぶのも良い考えです。
お酒の種類のひとつ、果実のお酒
大人に許された醍醐味ともいえるお酒、好みで選べるのは種類豊富なためです。蒸留酒にはブランデーや乙類に甲類といった焼酎、スピリッツやブランデーがあります。
ビールや清酒にワインなどの果実酒は醸造酒、梅酒などのリキュールは混成酒です。発泡酒などの雑酒にみりん、合成清酒や甘味果実酒もあります。濃厚な味わいもあれば爽やかな香りの楽しめるお酒もあるため、お酒を選び飲む楽しみは無限大です。
新鮮な果実の風味を思う存分楽しめる果実のお酒は、女性からも好まれます。理由は果実のお酒は味わいが優しいため、果物の味わいと甘さで飲みやすいお酒です。気になる果実のお酒のアルコール度数は、一般的には10%から15%が目安です。
すべての果実のお酒がこの限りではなく、低アルコール商品では5%から8%のものもあります。高いアルコール度数の果実のお酒では、20%前後の商品もあるため、購入前には度数の確認をした方が良いでしょう。甘く口当たりが良い果実のお酒ですから、つい飲みすぎてしまうかもしれません。
アルコールが苦手でも飲みやすい果実のお酒
魅力的な商品が多いのも果実のお酒。市販商品を見渡してみると、たっぷりと果実や果汁を使用している果実のお酒は多いです。果実や果汁を惜しみなく使う果実のお酒は、濃厚でとろみがありますし、さらさらした梅酒も不動の人気があります。
いずれにしても果実感を存分に味わえる、フレッシュな甘さが多いのも果実のお酒の特徴です。果物を漬けるお酒や使用する果物により、仕上がりの味わいは変わります。家飲みにももってこいなのが果実のお酒、もちろん隠れ家的バーで飲む果実のお酒も最高です。
日本酒やビールは苦手だけれどもお酒を楽しみたいなら、果実のお酒を試さない手はありません。ふんだんに果実や果汁を使用しているため、ジュース感覚で飲むことができます。
アルコールの風味を、果物特有の酸味と甘みが和らげるためです。料理に合わせたアレンジも可能なのが果実のお酒のすごいところ、そのままストレートでも飲めます。揚げ物に合うアレンジならソーダ割りにできますし、肉料理にはビール割りを、中華料理ならウーロン割りにしても良いでしょう。
果実のお酒を選ぶときに基準にすると良いのは?
多数の種類がある果実のお酒選びは、好みの果物を基準にすると選びやすいです。人気のある果物のお酒はりんごやレモン使用のもの、ブランド品種や有名な産地の銘柄もあります。
アルコールを強く感じることがあるのは、果実のお酒でもアルコール度数が高い商品もあるためです。アルコール度数も果実のお酒選びでチェックしたいポイント、ジュースや炭酸などの飲み物で割りカクテルにしても良いでしょう。
果実酒の製造方法も確認したいところ、果実を蒸留酒に漬けるのは混合タイプ、果汁や果実を熟成発酵させるのは発酵タイプです。好みに合わせて選ぶことができますし、製造方法により味わいにも違いがあります。
おつまみや料理と一緒に楽しみたい人、お酒好きの人なら発酵タイプです。比較的甘さ控えめで果実の香りをほのかに感じられるため、シンプルな味わいも特徴になります。甘いのが好きなら混合タイプ、果物を蒸留酒に漬けて作る果実のお酒で、有名なのは梅酒やゆず酒に甘露酒などです。
まとめ
バリエーション豊富な果実のお酒は選び飲む楽しみが広がるお酒の種類、好みの果物だけではなく旬の果物を使用した商品も試すことができます。素敵なデザインラベルもあるため、ギフトに使用するのもおすすめです。果実酒は選び方のポイントを押さえることで、ピッタリな種類を選べるでしょう。