SWAMPMAN

アメリカの匂いがするお酒

 

 

アメリカを代表するスピリッツ

バーボンはアメリカを代表するスピリッツの一つであり、

ケンタッキー州バーボン群で製造が開始されたことにちなんで「バーボンウィスキー」と名づけられています。

バーボンの魅力はその何と言ってもその豊かな香りにあります。

バニラを思わせるような芳醇な香りは、やはり水割りやソーダ割りではなく、

ロックかストレートで楽しみたいものです。

飲むシーンとしても、自宅よりはBARのほうが似合うでしょう。

BARで飲むウイスキーというと、やはりスコッチ等が主流、

それも昨今の流行ではソーダ割りで楽しむ方が多いです。

そういった楽しみ方も勿論大いに有りなのですが、

たまにはバーボンのロックをBARの片隅でじっくり楽しむというやり方も有りでは無いでしょうか。

バーボン専門のBARというのは実はあまり多くありません。

ですが、バーボンを楽しめるBARというのは多々あります。

 

バーボンの種類

一口にバーボンといってもその数は多岐にわたります。

初心者向けというとちょっと語弊がありますが、例えばバーボンの代名詞とも言えるアーリータイムズ。

薔薇のラベルが印象的なフォアローゼス。

この2つ等は比較的どこのBARでも置いているので、見つけやすい部類かと思います。

他に有名どころでは、例えばジャックダニエル。

黒のスタイリッシュなラベルが特徴的で、ラベル中央に「Tennessee」と書かれているのも印象的です。

 

キース・リチャーズの愛飲酒

ロックミュージシャンにファンが多いことでも知られ、

かのローリングストーンズのギタリスト、キース・リチャーズの愛飲酒としても知られます。

ローリングストーンズのコンサートでは

ジャックダニエルを瓶ごとラッパ飲みしているファンも多く見受けられるそうです。

 

バーボンの飲み方

ロックやストレートで、とお伝えしましたが、バーボンがソーダ割りに適していないという事ではありません。

例えばジムビームなどはソーダ割りにしてもスッキリと飲めますし、

IWハーパーなどもソーダ割りで楽しむことが出来ます。

ジムビームやIWハーパーなどはどちらかというとスタイリッシュなバーボンと言うことが出来ます。

 

「男らしさの象徴」バーボン

本場アメリカのBARでも当たり前の事ですが、バーボンは人気です。

最近ではジャパニーズウイスキーの人気が高まっており、

響や山崎、白秋といったジャパニーズウイスキーも好んで飲まれますが、

それでもやはり一番人気はバーボンです。

この傾向は特にアメリカ南部に行くにつれて強くなり、

バーボンは「男らしさの象徴」という側面も垣間見える気がします。

安価なものから高価なものまで多々種類があり、

飲むメンバーや飲むシーンによって色々選択出来るのがバーボンを楽しめる特徴の一つでもあります。

多少値は張りますが、メーカーズマークなどはバーボンを楽しむに最適な種類と言えるでしょう。

BARのカウンターの片隅で一人、

バーボングラスに大きめの丸氷を一つだけ入れた

メーカーズマークのロックを楽しむなどという飲み方は粋そのものです。

つまみにソルトピーナッツを齧り、ジャズやブルースに耳を傾けながら

メーカーズマークのロックから漂うトウモロコシ独特の芳醇な甘い香りを楽しむという飲み方など、

これぞ大人の飲み方といった感じでわくわくします。

南部アメリカの薄暗いBARの片隅で、サザン・ベル(南部美人)を口説きながらバーボンをくゆらせる、

ちょっと小粋な本場チョイワルオヤジといった風情を味わえます。

 

まとめ

古き良きアメリカの代表格といっても過言ではないバーボン。

その楽しみ方は人それぞれ千差万別と言っても良いと思いますが、

やはりバーボンはロックかストレートで、居酒屋などではなくBARのカウンターで、

時折大人のジョークを交えながら決して泥酔することなく、

粋に楽しむという飲み方が一番合っているのではないでしょうか。