前回に引き続き、カクテルに使われるベースのお酒について
詳しくご紹介致します(^^)
ラム酒
糖蜜(サトウキビから砂糖を作った後に残ったもの)を原料とした蒸留酒です。
熱帯系の地域で造られます。
お菓子や紅茶なんかにも使う方がいますね。
サトウキビの搾り汁から造られることもなどもあり
甘い香りと独特の風味を持っていて癖があるので、だいぶ好みが分かれます。
色や風味で分類分けされるほどラムの種類によっては味も変わってくるので
自分の好きなラムを探してみるのも良いかもしれません。
ダイキリ
ダイキリはラムとライムジュース(レモンジュース)と砂糖で作られたカクテルです。
甘さは砂糖やガムシロップで調節されています。
だいたい2:1:適量で作られているショートカクテルで、すべて合わせて凍らせたものを
ミキサーやシェイカーで砕きフローズンカクテルとしても楽しむことのできるおしゃれなカクテルです。
XYZ
XYZはなんとも奇抜なネーミングながらも味わいはさっぱりとした柑橘系のカクテル。
ラムとコアントロー(オレンジ風味のリキュール)とレモンジュースを
1:1:1で加えたシンプルなカクテルです。
その名前の由来は謎のままですが一説によると「これ以上のものは作ることができない」といったような
意味合いでアルファベットの最後を使ったのだとか。
ラムモヒート
ラムモヒートはラムをソーダで割りミントを添えたものです。
ラム独特の風味をミントで爽やかに受け止めることのできるカクテル。
ミントリキュールを足しても最後まですっきり爽やかにいただける美味しいカクテルです。
テキーラ
テキーラはヒガンバナ科リュウゼツラン(竜舌蘭)の根茎を原料とした蒸留酒です。
こちらもラムと同じく熱帯系の地域で造られるお酒です。
テキーラもよくショットで飲まれるイメージがありますね。
もともとは塩とライムとともにそのまま飲むのが正統といわれているほど
香りと味わいを楽しむことのできるお酒なので、カクテルにしてもその楽しみ方は様々です。
マルガリータ
マルガリータはギリシャ語の「真珠」が語源のスペイン女性の人名なんだとか。
お酒を塩で頂くのが好きだった彼女の名前をつけた、なんて説もあります。
テキーラとコアントロー(ホワイトキュラソー)と
レモンまたはライムジュースを2:1:1で合わせたものを
スノースタイルのグラスに注いだカクテルです。テキーラの風味とオレンジ、
ライムの柑橘系の風味を塩で頂くの、なんだか贅沢ですよね。
テキーラサンライズ
テキーラサンライズ、カクテルのグラデーションが鮮やかでまるで朝焼けの空かのようなカクテルです。
テキーラをオレンジジュースで割ったものに
グレナデンシロップ(ザクロと砂糖からできた赤いノンアルコールシロップ)を注いでできたカクテル。
風味としてはかなり甘めで男女問わず人気です。
居酒屋さんでみたこともあるのではないでしょうか。
ブレイブ・ブル
ブレイブ・ブル。名前の由来は「勇ましい雄牛」なのですが、味わいはかなり甘口です。
テキーラとカルーアを合わせたもので、だいたい2:1の割合でできています。
名前とは裏腹に使うテキーラによっては優しい口当たりなので
甘いカクテルがお好きな方にはおすすめの一品です。
しかしテキーラは度数の高いお酒、飲み過ぎ注意です。
いかがでしたか?自分の好みのカクテルベースは見つかったでしょうか。
カクテルベースはこの4種類に限らずまだまだ沢山存在しています!
1種類のカクテルベースでカクテルが未知数作れてしまので
自分に一番あったカクテルを探すのには骨が折れてしまいそうですが、
自分の好みの味わいをカクテルベースで探すことでぐっと見つけやすくなります。