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「ソムリエがおすすめするスパークリングワイン3つのアレンジ方法」


 



スパークリングワインといえば最高級シャンパーニュを気軽に楽しめるジャンルですが、
このジャンルはフランスでスパークリング、イタリアでCAVA(カヴァ)、スペインでエスプモーソと呼ばれています。
これらの国ではスパークリングワインをそのまま楽しむことはもちろん、
さらにアレンジしてより美味しく楽しむ3つの方法について詳しくご紹介します。

 


①スパークリングワイン&フルーツ


まず世界的に有名なアレンジ方法が「スパークリングワインにフルーツを浮かべる」という方法で、
とくにアペリティフ(食前酒)として楽しむときに用いられる飲み方になります。
この「スパークリングワイン&フルーツ」で使われる人気のフルーツはフランボワーズ・ストロベリー・赤スグリなど赤い果実類で、
簡単にアレンジができてさらに見た目が華やかな印象のスパークリングワインへ変身できるため大人気の方法です。

使用するフルーツは甘酸っぱさが特徴のものほど相性が良く、
スパークリングワインの味わいを活かしながらよりサッパリとしたドリンクとして楽しめるためおすすめです。
見た目も華やかになり宝石のような輝きなSNSなどでもきっと見栄えがするため、若い女性にもおすすめのアレンジ方法になります。

 


②スパークリングinピューレ


先ほどのフルーツをミキサーにかけスパークリングワインに混ぜる、
というアレンジ方法がこの「スパークリングワインinピューレ」です。
スパークリングワイン全体がほんのりと色づくため派手な印象となり、女性でも飲みやすい味わいのスパークリングに変化します。

とくにブリュット(辛口)のスパークリングワインではこのアレンジ方法がおすすめで、
もう少し甘みがあった方が飲みやすいと感じた場合にフルーツピューレを混ぜることで
ほのかな甘みが加わり爽やかでとても飲みやすい味わいへと変化します。
色合いもオシャレで混ぜるピューレによって様々な見た目の変化も楽しめるため、
祝賀パーティの食前酒などにピッタリのスパークリングワインになります。

 


③スパークリングパンチ


スパークリングワインに様々なフルーツを入れて「フルーツパンチ」のような状態で楽しむアレンジ方法です。
大きな銀杯などにスパークリングワインを豪快に入れて、
そこへ様々なフルーツを投入してレードルなどですくい広淵のグラスへ注いでパーティ前などに楽しみます。

様々なフルーツが入ることによってスペインのサングリアに似たような複雑な味わいに変化し、
価格の安いスパークリングワインでもしっかりとうま味を伴った味わいで楽しむことができます。
大人数が集まる様な大きめのパーティ会場で喜ばれるアレンジで、
会場全体をとても華やか印象にしてくれるためパーティ会場などではソムリエもよく提供するスタイルになります。
とても華やかなため、結婚式の前席に提供する場合が多いかもしれません。

 


・まとめ


このようにスパークリングワインというのは基本的に「無色透明」からほのかに黄金がかった色合いをしているため、
フルーツとの相性はバツグンで本場フランスをはじめイタリア・スペインなどの国々でも
スパークリングワインと一緒にフルーツをアレンジするパターンはとても多く用いられています。


ドンペリニオンなど高級シャンパーニュになるとワイン自体の味わいだけで十分に楽しめますが、
安価なスパークリングワインはこのようなアレンジによってより美味しさを増大させることができます。
見た目の印象もガラッと華やかになるためとてもおすすめのアレンジ方法です。


フランスでいえばシャンパーニュの次にヴァンムスーというジャンルがあり、ここまではワインの味自体を楽しむ方がおすすめ。
もっともお手軽な発泡酒といえるスパークリングワインは固定観念を捨てて、
さまざまなミックスによるアレンジを考えることが楽しいかもしれません。