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カクテルに使われるリキュールにはどのような種類があるの?

 

カクテルを注文する際に、種類が多過ぎてカクテル選びに迷ってしまったという経験を持つ人はいませんか。
ここでは、カクテルに使われるリキュールにはどのような香りの特徴があるかをご説明し、代表的なカクテルをご紹介します。好みに合った香りのカクテルを選ぶうえでの参考になれば幸いです。

 

ハーブ系のリキュール

カクテルに使われるリキュールは、香りの特徴によって、いくつかの種類に分類されます。ハーブや薬草系のリキュール、果実系のリキュール、ナッツ系リキュールの大きく分けて三つに分類されることが多いです。

 
ハーブ系のリキュールの起源は、古代ギリシャ時代にさかのぼります。ワインに薬草を溶かして作った水薬が、ハーブ系リキュールの誕生したきっかけと言われます。ハーブや香草、スパイスといった香りに特徴がある材料を使って仕上げるため、印象的な味わいや香りのリキュールになるのが特徴です。独特の風味があるため、好みが分かれやすく、毎日飲みたいほど好きだと感じる人もいれば、癖があってやや苦手だと感じてしまう人もいます。

 
ハーブリキュールとして有名なのが、カンパリでしょう。カンパリは鮮やかな赤い色味と苦みが特徴のリキュールで、アルコール度数は25度、原産国はイタリアです。
カンパリを使った代表的なカクテルが、カンパリオレンジです。カンパリとオレンジジュースは、どちらも明るい色味の液体で、美しい色味のカクテルに仕上がるのが特徴です。苦みのあるカンパリを甘みのあるオンレジを混ぜることで、味のバランスが取れて飲みやすくなります。

 

果実系のリキュール

果実系リキュールは、果物の果汁や果肉、果皮を原料にしたリキュールです。比較的アルコール度数が低く、甘みがあるため、お酒が苦手な人でも飲みやすいのが特徴です。ジュースに近い感覚で飲める親しみやすい味わいの果実系リキュールも多く、凝ったカクテルに仕上げなくても、ソーダやジュースで割っただけで、美味しく味わえます。

 
果実系リキュールとしては、カシスリキュール、ピーチリキュール、ライチリキュールなどが挙げられます。
オレンジ系のリキュールは、ホワイトキュラソー、オレンジキュラソー、カラーキュラソーの三つに分類されカクテルのほかスイーツに使われることもあります。

 
果実系リキュールを使ったカクテルとして女性を中心に人気を集めているのが、ファジーネーブルです。ファジーネーブルは、ピーチリキュールをベースにしたカクテルで、ピーチリキュールにオレンジジュースを混ぜた甘くて上品な味わいのため、飲みやすいカクテルとして定評があります。

 
ピーチリキュールは、炭酸やジュースで割ったり、ヨーグルトやミルクと混ぜても美味しいカクテルになります。ピーチリキュールを用意して、自宅でカクテルづくりに挑戦してみるのも楽しいでしょう。

 

ナッツ系のリキュール

ナッツ系リキュールは、コーヒーやカカオ豆といった果実の種子、クルミやアーモンドなどのナッツの種子を原料にしたリキュールです。ナッツ系のリキュールは、ミルクとの相性が抜群で、甘みのあるカクテルに好んで用いられます。コーヒー風味のカルーアと牛乳をステアしたカルーアミルクは、優しい甘さが特徴で、カクテル初心者にもおすすめです。

 

まとめ

カクテルのベース使われるリキュールには大きく分けて、ハーブ系、果実系、ナッツ系の三つの種類があります。ハーブ系リキュールを使ったカクテルとしては、カンパリソーダやカンパリオレンジが挙げられます。果実系リキュールを使ったカクテルでは、ファジーネーブルやカシスウーロンが人気です。ナッツ系リキュールを使ったカクテルとしては、カルーアミルクが有名です。