ワインって小難しくてよくわからない、詳しくないのでレストランで注文するのが怖い。
そんな風に思っていませんか?そんなワイン初心者の方でもワイン選びに今すぐ使える知識をご説明します。
ワインのブドウの種類
最も大事なワイン選びコツ。それはブドウの種類と味わいを覚えることです。
普段ワインを飲まない方は、「多少種類が違っても同じブドウ」と思われるかも知れません。
しかし、他のお酒と比べると水すら添加せず、
ほぼ原料だけで造るワインはブドウの個性が強く表れます。
そのためブドウ品種の特徴を覚えれば、概ねワインが選べるようになるといっても過言ではないほどです。
そこで、最も代表的な4品種を覚えましょう。
カベルネ・ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨンは、世界で最も栽培されているワイン用ブドウ品種。
代表的産地はフランス・ボルドー地方やカリフォルニア、チリなどです。
カベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインは、
カシスのような黒系果実の香りと強い渋味・酸味があり長期熟成も可能ながっしりフルボディタイプ。
高品質でありながら栽培も比較的容易なため、コスパの良い飲み応えのあるワインが多く存在します。
ピノ・ノワール
ピノ・ノワールは、ワイン愛好家を虜にして止まないフランス・ブルゴーニュ地方原産のブドウです。
ピノ・ノワールのワインは、華やかでフレッシュな赤系果実の香りと高い酸味があり、
渋みは穏やか。カベルネ・ソーヴィニヨンと対照的に繊細で軽めタイプの赤ワインです。
果皮が薄く病気になりやすいので栽培に手間がかかり、カベルネ・ソーヴィニヨンと比較すると高値です。
シャルドネ
シャルドネは圧倒的にメジャーな白ブドウ品種。原産地はフランス・ブルゴーニュですが、
世界中のワイン産地で栽培されていない場所はないほどです。
生産地や醸造方法によって味わいが大きく変わるため、
シャブリのように爽やか辛口タイプも存在しますが、初心者はコクのあるタイプだと覚えておきましょう。
ソーヴィニヨン・ブラン
シャルドネと対照的な味わいの白ブドウ品種です。フランス・ロワール地方やニュージーランドが代表的な産地です。
グレープフルーツやパッションフルーツ、ハーブといった清涼感のある香りで、キリっとした辛口タイプ。
魚貝類やあっさりした味付けの料理と相性が良いです。
ブドウ品種の特徴と前述の国毎の特徴を合わせれば、かなりのワインが選べるようになります。
普段からブドウの種類を意識して、ワインを飲んでみてくださいね。
普段からブドウの種類を意識して、ワインを飲んでみのも楽しいですよ。
理解してもらいやすい言葉
フレッシュ/リッチという言葉はソムリエに味のイメージを伝えやすく、赤でも白でも通用する表現です。
これを抑えておけばイメージと全く違うワインが出てくることは少なくなるでしょう。
「フレッシュなワイン」というと、新鮮な果実の風味とやや酸味のある爽やかなワインがイメージされます。
さきほど紹介した品種なら、白はソーヴィニヨン・ブラン、赤はピノ・ノワールが当てはまります。
「リッチなワイン」は、甘く熟した果実の風味が感じられるまろやかなワインがイメージされます。
白ならシャルドネ、赤ならカベルネ・ソーヴィニヨンです。
これに加えて、渋みや酸味の好みを伝えれば、きっとお好みのワインを持ってきてもらえるはずです。
まとめ
どうでしたか?ワインにも色んな種類があります。
色々なものを飲み比べてみて自分にあったワインを見つけてくださいね。